全日本空輸(ANA)が29日発表した2009年4〜12月期決算は、本業のもうけを示す営業損益が378億円の赤字(前年同期は403億円の黒字)に転落した。世界的な景気の悪化で、旅客数が大きく落ち込んだ。 売上高は前年同期比16.6%減の9237億円と、2けたのマイナス。最終損益も351億円の赤字(同94億円の黒字)になった。 【関連記事】 ・ 全日空 来年度事業計画 日航撤退路線で積極展開 ・ 「日航再建問題で政府の関与に疑問」慶応大の岸博幸教授 ・ 羽田増枠で初の新規就航、全日空が徳島線 ・ リストラでサービス急降下 日航破綻、客は全日空シフト ・ 「3年後に国際線統合、判断」前原国交相が表明 航空2社体制転換も