「ゴン2世」駒大FW棗を獲得へ…川崎 川崎が来季の新戦力として、駒大4年のFW棗(なつめ)佑喜(21)を獲得することが27日、分かった。高さと速さを兼ね備えたストライカーで、関係者は「中山雅史のような選手」と期待している。近く仮契約する予定。川崎の来季の新卒戦力の補強は5人目となった棗で完了した。 棗は丸岡高(福井)の2年と3年の時に全国高校サッカー選手権に出場。3年の時は8強に進出し、大会優秀選手にも選ばれた。身長184センチ、体重75キロと体格的に恵まれており、駒大では不動のエース。クラブ関係者は「武器はヘディング。それにスピードがある。戦える選手」と高評価する。日本代表MF中村憲剛らダイヤの原石を発掘した実績を持つ川崎。ボーフムに移籍した北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)のように大成する可能性を見いだした。 川崎は来季の新人として、関大DF田中雄大、U―21日本代表の高知大DF実藤