今季のF1で昨年以上の活躍を見せている小林可夢偉(ザウバー)。その活躍ぶりにはトップチームも目をつけ、複数のトップチームがすぐに可夢偉へ触手を伸ばすとのうわさが出てきた。 可夢偉は今季、8位でレースを終えながらウイングの規定違反で失格となったオーストラリアGPを含めると、6戦すべてを入賞圏内の10位以内でゴールしている。しかも特筆すべきは、そのすべてが順調なレースではなかったということだ。 予選を走ることができず、最後尾から追い上げたトルコGPや、1周目にパンクし、いったんは最下位になりながらも入賞圏内まではい上がったスペインGPなど、難しい状況に追い込まれながらも、レースが終わってみると入賞圏内に可夢偉の姿があった。 そして、クルマの性能よりも、ドライバーの能力が試されると言われるモナコGPでは、自身にとってF1での最高位更新となる5位入賞を果たした。この活躍にトップチームも注目している