2月6日で就任3年となる大阪府の橋下徹知事への支持などについて、読売新聞社は府内有権者を対象に電話による世論調査を実施した。 橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が4月の府議選と大阪・堺両市議選で目指す過半数獲得では57%が「期待する」と答え、「期待しない」(32%)を上回った。府議選(定数109)での投票先でも31%が維新の会を挙げ、自民(13%)、民主(9%)などの政党を引き離した。知事を「支持する」としたのは77%で、就任1年(82%)、2年(83%)よりやや減ったが、依然として高い人気を示した。 維新の会が掲げる府や大阪市の再編案「大阪都構想」については、「どちらかといえば」を含め、賛成(56%)が反対(30%)を大きく上回った。府議選の投票先を支持政党別に見ると、民主支持層の35%、自民支持層の38%が「維新」と答えており、維新が既成政党の支持基盤を切り崩していることを