アメリカのトランプ大統領と安倍総理大臣が夕食をともにしていた際に、北朝鮮による弾道ミサイルの発射について、双方の安全保障関係の幹部が情勢を報告するなど、にわかに緊張した雰囲気に包まれた様子が、同席していたアメリカ側の関係者の話でわかりました。 この夕食会に同席していたトランプ大統領の友人がNHKの取材に応じ、「夕食会が始まった時は、笑顔が飛び交う非常によい雰囲気で、多くの出席者が安倍総理大臣の夕食会を歓迎していた。両首脳が個人的な関係を深めようとする姿が見てとれた」と述べました。 そして、夕食会の直前に行われた北朝鮮による弾道ミサイルの発射について、「夕食会の途中から、日米双方から多くの側近らが両首脳の席に集まり、出入りが急に激しくなり、走り出す者もいた。安全保障担当のフリン大統領補佐官や、側近のバノン首席戦略官が大統領と話をしたり、日本側と話す様子が見られた。夕食会のほかの参加者には、公