「リンクするデータ、リンクするサービス」の続き。 4番目の講演は江渡さん。qwikwebの開発者とのこと。開発系研究者的には、この発表が一番興奮した。 江渡さんは、Wikiを研究のテーマとしているとのこと。そして、AutoPagerizeの保守の流れから、Data Wikiという概念を思いつかれたとのこと。この発想に基づき提供されているのがWedata。 DataWikiの話は聞いたとき「やられた!」と思わされるクールなアイデアだった。従来のWikiWikiWeb派生のWikiシステムは、文書の集積を目的としたシステム。そのため、データを管理するには向いていない。どの文字列が何のデータを表しているのかを記載しなければならず、結局、データも文書として管理しなければならなかった。そして、URIを割り振るのも文書単位であり、データ1セット単位ではない。 一方、Data Wikiはデータ単位で管理