薄いポメラも、いいかもしれない 「薄さというのは1つの大きい武器になると思った」と立石氏は言う。同氏は、自身も普段使っている折りたたみ傘から、1つの着想を得たそうだ。 最近の折りたたみ傘では、数百円で、しかも非常に小さくまとまる製品が登場している。その形状はさまざまだ。そして、とにかく小さければ邪魔にならないのか、といえば、そういうわけでもないと立石氏は言う。カバンにいれたときに、一番かさばらないと感じたのは、ペタンと薄くなるタイプの折りたたみ傘だった。この形状なら、物のすき間にすぽっと入る。一方、丸くてコロッとしたブロック状になる傘は、それがカバンの底にあるとき、ころころして、何となく収まりの悪さを感じてしまう。 歴代ポメラのサイズは文庫本ほどだったが、少々厚みがある筺体だった。「ポメラも、最近のネットブックのように薄くなったら、カバンの中でもっと収まりがよくなるのではないか」。立石氏は
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