ゲーム理論にメカニズムデザインという分野がある。これ自体は非常に数学的に高度なので、一般の読者にはおすすめできないが、基本的な考え方は福祉経済学を拡張した規範的ゲーム理論だ。普通のゲーム理論は、あるゲームのルール(利得行列)のもとで人々が合理的に行動するとどうなるかという結果を予想するが、メカニズムデザインでは逆に、望ましい結果を実現するゲームのルールはどのようなものかを考える。 最近、2週間ほどツイッターを使ってみて、意外にノイズが少ないことに気づいた。直感的には、断片的な「つぶやき」を全世界に発信できるとノイズだらけになりそうなので、私もアカウントをとったまま休眠状態だった。しかし先週のネットラジオで聴取者の反応を募集するために使ったら、意外にちゃんとした意見が集まった。これについて先週のASCII.jpで書いたら、いろんな反応がきた。 Dankogaiは「たとえ@celeb 三国
死刑廃止を求める市民団体が、全国の元裁判官900人に死刑制度や裁判員制度などの刑事司法への意見を聞くアンケートをしたところ、回答した106人の約8割が、刑事裁判で有罪、無罪などの判断を誤る「誤判」は避けられないと答えた。 アンケートは7月、市民団体「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」が、現在は弁護士や研究者、公証人として活動している元裁判官すべてに送った。 「誤判」は避けられないと思うかを聞いたところ、「避けられない」と答えたのは87人で、「避けられる」とした12人を上回った。「足利事件」などの冤罪事件が続いたことに触れて、「どんなに慎重な裁判をしても、必ずどこかに誤りが入り込む」「全刑事裁判官がこれまでの感覚を根本的に改めなければ、展望は開けない」といった厳しい言葉をつづる人が目立った。 裁判員制度については、賛成32人に対して反対が65人と否定的な意見が多かった。一方
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