初稿:2019年9月4日 GIMP (ギンプ)はオープンソース・ソフトウェア(以下 OSS)の信仰者でなくとも多くの人が知っている高機能な画像編集ソフトである。Adobe Photoshop を使いたくなかったり、お金がない人にとっては救世主となっている。 この GIMP の名前の由来は、GNU Image Manipulation Program (GNUライセンスのイメージ編集プログラム)であるが、この名前が差別用語だとたびたび指摘されてきた。 そしてとうとう2ヶ月ほど前に Glimpse (グリンプス)という GIMP のフォーク(派生)が GitHub に出現した。このことに OSS コミュニティでは様々な反応が上がっている。 gimp の意味 gimp は limp (脚を引きずってる)と gammy (不自由な人)を組み合わせた造語(スラング)らしい。体の不自由な人が脚を引きず
参議院選挙が終わりました。 タレント候補がいっぱい立候補しましたが、思っていたほど当選しなかったような気がします。 「いくら『知名度』があっても、やはり『それだけ』ではだめなんだ」 ということに、多くの有権者が気付いてきたという意味では、いいことじゃないかなと思います。 タレント候補として注目を浴びた一人に、大阪選挙区で民主党の2人目として立候補した岡部まりさんがいます。おなじみ某ABCの『探偵ナイトスクープ』の「秘書役」を21年もされて、大阪人にはすっかりおなじみの女性です。しかし今回は残念ながら、大阪の3つの席のうちの1つの獲得には届かず、落選してしまいました。その敗戦の弁を読売テレビ(日本テレビ)のニュースで見ていたら、このような言葉をおっしゃっていました。 「今回の選挙には寸分の悔いもなく、私のチニクとなりました」 この中の、 「チニク」 ですが、漢字で書くとやはり、 「血肉」 と
築地市場(東京)の豊洲移転をめぐる騒動で、「盛り土(もりど)」という言葉が国民の間にすっかり浸透した感がある。一方で、モリツチと読むのが正しいのではないかとの声を聞くことも多く、広辞苑にあたると「もりつち」の読みしか見当たらなかった。 建設業界ではモリドとも呼び、仲間だけで通じる言い方をすることによって仲間意識を高めたりすることがある-などと解説した新聞もあり、なるほどとは思ったものの、私はある経験から、建設関係でモリドが使われるのは語感によるところが大きいのではないかと考えている。 20年前とも30年前とも分からない昔のことで、詳細が思い出せないのは残念だが、ある鉄道路線で線路を支える盛り土が豪雨による大量の水を含んで流れ出し、レールが宙に浮くという事態に至った。当時校閲記者だった私は、これを伝える記事の中で初めて、盛り土にはモリドの読みもあることを知った。 もっともそのときは、盛り土の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く