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  • サイエンスクリップ「睡眠に関係しそうな『短い周期の体内時計』の発振源がみつかった」| SciencePortal

    サイエンスクリップ 睡眠に関係しそうな「短い周期の体内時計」の発振源がみつかった 2018.10.17 工樂真澄 / サイエンスライター ある寝具メーカーが日人1万人を対象に行った調査では、約7割の人が睡眠に満足していないという。四六時中いつでも明かりが手に入る現代では、不眠症には至らなくても、生活リズムが崩れやすくなるのは当然だろう。 生物の多くは来、自然な明暗のリズム、つまり地球の自転周期に合わせたリズムで生活している。ただし、体が刻むリズムは正確に24時間周期というわけではなく、外部から隔離された時計なしの環境で観察すると、体温や血圧など多くの生理活動の周期は少しずれている。このリズムは生物種によって異なるものの24時間から大きくずれることはなく、「概ね(おおむね)1日」であることから「概日リズム(サーカディアンリズム)」と呼ばれる。サーカディアンリズムは太陽の光や温度などの外部

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  • 廃炉担う次世代の人材育成目指して研究発表会 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    東京電力福島第1原発の廃炉作業は長期的な国家的課題で、新技術の研究開発や人材の確保、育成が極めて重要とされている。こうした中で文部科学省、科学技術振興機構(JST)と東京工業大学など9機関が共催して次世代の作業を担う研究者、技術者の育成を目的とした研究発表会「次世代イニシアティブ廃炉技術カンファレンス」が7日、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)で開かれた。 共催したのは文科省、JST、東工大のほか、東京大学、東北大学、福島大学、福井大学、福島工業高等専門学校、地盤工学会の合わせて9機関。基調講演、特別講演と学生の研究発表、ポスターセッションなどで構成され、200人以上の研究者、学生、企業関係者らが参加した。 学生の研究発表は、「燃料デブリ処理、放射性廃棄物処分」「遠隔技術」「原子炉の廃止措置(廃炉)」など7つの研究分野に分かれ、遠隔操作のロボット技術やデブリ(溶解核燃料)の処分方

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  • Y染色体なくてもオスになる謎を解明 北大が遺伝子を特定 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    奄美大島に生息するアマミトゲネズミは性染色体のY染色体がなくてもオスになることで知られているが、北海道大学大学院理学研究院の黒岩麻里(くろいわ あさと)教授らの研究グループがこの謎とされていたメカニズムの鍵を握る遺伝子を特定した。研究成果はこのほど、英科学誌電子版に掲載された。 哺乳類の性別は性染色体の組み合わせで決まり、メスは染色体のXとX、オスはXとYを持っており、Y染色体に「オスになること」を決める重要な性決定遺伝子(SRY遺伝子)があることが知られている。しかしアマミトゲネズミはY染色体を失っており、オスもメスもX染色体を1しか持たず、Y染色体もSRY遺伝子もないのにどうしてオスが生まれるか謎だった。 黒岩教授らは、XとYの染色体を持つヒトの胎児ではSRY遺伝子がまず活性化し、これを受けてSOX9遺伝子、AMH遺伝子という二つの遺伝子も活性化して男性の生殖器官ができる過程に着目。

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  • ゲノムも“世界共通”から“日本独自”に | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    ヒトゲノムの解読は、2003年に完了し、全配列が決定した。決定したデータは国際参照配列※1として公開され、今では世界中のゲノム研究を支えている。だが今年4月、東北大学東北メディカル・メガバンク機構は、この国際参照配列の日人版とも言える「日人の基準ゲノム配列」を作成した。国際参照配列との違いは何だろうか。それを可能にした高度な技術や、もたらす利益についても紹介する。 ※1 国際(ヒトゲノム)参照配列/ヒトゲノムの全染色体の塩基配列。学術組織ゲノムリファレンスコンソーシアムが管理し、繰り返し改訂を行っている。今最も新しいのは「GRCh38v1」というバージョン。 日人特有のゲノム配列がある? ゲノムは生命の設計図とも言われ、その体はDNAという長いひものような物質だ。DNAは、4種類のヌクレオチドという化学物質の長いつながりで、それぞれ、A(アデニン)、G(グアニン)、T(チミン)、C

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    yujin_kyoto
    yujin_kyoto 2016/07/08
    この「日本人」っていう言葉の使い方も公式に整理しておかないと余計なゴタゴタガ増える。
  • お酒に強い遺伝子持つ人は痛風リスク2倍以上 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    お酒に強い遺伝子を持つ人は、弱い遺伝子を持つ人の2倍以上痛風になりやすいと、防衛医科大学校と国立遺伝学研究所などの研究グループがこのほど、英科学誌電子版に発表した。お酒に強い人は飲酒量も多い傾向にあるが、飲酒が痛風のリスク要因であることを遺伝子レベルで裏付けた研究成果として注目される。 防衛医科大学校分子生体制御学講座の松尾洋孝(まつお ひろたか)講師らは、「ALDH2」と呼ばれるアルコール分解酵素に着目。この分解酵素を作る遺伝子に変異があるとALDH2ができずにお酒に弱いとされることから、痛風の男性患者1,048人と痛風ではない男性1,334人の2グループを対象に遺伝子変異の有無との関係を調べた。その結果、遺伝子変異がない人は、変異がある人より痛風を2.27倍発症しやすいことが明らかになった、という。 痛風は、尿酸が体内に蓄積すると結晶化して関節に付着し激しい痛みの発作を起こす。患者のほ

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  • 配電系統へのサイバー攻撃検知手法開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    電力配電系統へのサイバー攻撃をいち早く検知できる手法を、東京工業大学の石井秀明(いしい ひであき)准教授らが開発した。 電力網へのサイバー攻撃は大規模停電など社会に大きな影響を与えることから、対策が急がれている。しかし、これまでは発電所から変電所までを結ぶ送電系統への攻撃に対する研究が中心だった。研究チームが変電所から事業所、一般家庭など需要家をつなぐ配電系統に着目したのは、太陽光発電などの再生エネルギーを大量に導入すると、配電系統へのサイバー攻撃の危険性が増すと予想されるため。再生エネルギーによる発電量は昼夜、天候差による変動が激しく、配電系統内の電圧変化も複雑になる。計測データに応じて配電線の接続状態を即時に制御する必要が生じ、電圧センサーや開閉器を多数設置しなければならない。それに伴い計測データや制御指令情報などを即時にやりとりする通信量も増加する結果、通信を狙ったサイバー攻撃の危険

  • 周期律表のパズル一つ解明 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    原子番号103の元素「ローレンシウム」の一番外側にある電子が極めて緩く結合していることを、国立研究開発法人日原子力研究開発機構などの国際共同研究チームが初めて確かめた。この論文を掲載した英科学誌ネイチャー最新号は、ローレンシウムのイオン化エネルギーが横に並んだ元素群に比べ低いことを示す元素周期律表の立体的イラストを表紙に掲げ、研究成果の意義を強調している。 この研究成果は、日原子力研究開発機構 先端基礎研究センターの重元素核科学研究グループ 佐藤哲也(さとう てつや)研究員、浅井雅人(あさい まさと)研究主幹、塚田和明(つかだ かずあき)研究主幹、永目諭一郎(ながめ ゆいちろう)副センター長らの研究グループが、ドイツ・マインツ大学、欧州合同原子核研究所(CERN)などと行った国際共同研究によって得られた。実験に用いられたのは、同機構原子力科学研究所のタンデム加速器実験施設。タンデム加速

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