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  • 人でないものを人のように見る傾向が育つ背景は何か|Atsushi Oshio

    ペットや人間以外の動物についてもそうですし,動物以外のものであっても,それらをあたかも「人間のように」考えることはあります。 「うちのお掃除ロボットはおっちょこちょいで」とか 「いつも使っているパソコンの機嫌が悪い」とか 「今日の愛車は調子が良くて機嫌がいいみたい」とか。 このような擬人化は,人間が物事を考えるときのひとつの推論の方法です。擬人化は子どもっぽい思考のように思うかもしれませんが,人間以外への愛着を増したり,時には私たちの孤独感を抑制したり,良い面もあるようです。 そしてどうも,これまでの研究によると,豊かな家庭で育った子どもの方がそうではない子どもよりも,人間以外の対象を人間のように見なすことが多いようなのです。その背後には,親が子どもに温かい接し方をすることや,コミュニケーションスタイルの特徴があると考えられているようです。

    人でないものを人のように見る傾向が育つ背景は何か|Atsushi Oshio
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