ブックマーク / realsound.jp (3)

  • ディズニーにとっては因果応報? 『ラーヤと龍の王国』の悲劇

    先週末の動員ランキングは、3月8日に超イレギュラーな月曜公開となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が週末まで引き続き好調で、土日2日間の動員76万1000人、興収11億7700万円を記録して初登場1位となった。初日から7日間の累計は動員219万4533人、興収33億3842万2400円。最終興収53億円を記録したシリーズ前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のオープニング7日間との比較では動員133.6%、興収145.1%という数字だ。もちろん大ヒットは大ヒットなのだが、このままロングヒットの気流に乗るかどうかは、21日までと言われている首都圏1都3県の緊急事態宣言解除の影響、春休み興行による上増し及びその対抗馬など、複数の要素が複雑に絡んでくるだろう。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に関しては、現状、どのメディアも企画書と原稿チェックなしでは作品のメインビジュアルを借りることもできず(

    ディズニーにとっては因果応報? 『ラーヤと龍の王国』の悲劇
  • 上白石萌音が表現する“多様性を認め合う優しさ” 温かなバラード「夜明けをくちずさめたら」を聴いて

    ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の主演を経て、格的なブレイクを果たした上白石萌音。まさに今をときめく女優である彼女だが、かねてより歌手としての実力、魅力に注目を集めるシンガーでもある。 上白石萌音「夜明けをくちずさめたら」 5月11日、上白石は新曲「夜明けをくちずさめたら」を配信リリース。「いろいろな人たちがぶつかり合う中で、多様性を認め合うことをテーマに」との依頼を受け、水野良樹(いきものがかり)が書き下ろしたバラードだ。 リリースに先駆け、4月から『みんなのうた』(NHK総合)で放送されている同曲。曲来がもつ魅力はもちろんのこと、「上白石萌音」という人が歌うからこそ、言葉のひとつひとつが心の隙間にじんわりと染み渡り、メロディがひときわ、優しく切なく響く。 「夜明けをくちずさめたら」に込められた、“多様性を認め合う”というテーマ。叶えることは、そうそう容易くはないのが現代

    上白石萌音が表現する“多様性を認め合う優しさ” 温かなバラード「夜明けをくちずさめたら」を聴いて
  • なぜギタリストはステージでチューニングをするのか 兵庫慎司が“積年の謎”に迫る

    ライブ中にステージ上でミュージシャンが行う、ギターやベースのチューニング。あれ、どんな意味があるのだろうか。 曲間でボーカルがMCをしている時に、チューニングをしているのはまだしも、客電が消えSEが流れ、ステージに登場してアンプ脇に立てられていたギターを手にし、いきなり1弦ずつチューニングを確かめ始めるギタリスト。みんながみんなそうではないが、けっこうな頻度で目撃する。その間、こっちは演奏スタートを待ってぼーっとSEを聴いていなきゃならないことになる。そもそもギターはきっちりチューニングが合った状態でそこに置かれているはずなわけで、あれ、意味あんの? 何年か前に、その筋のプロである知人ふたりにたずねてみたことがある。ひとりは元々楽器店で働いていて、レコード会社へ転職して以降一貫して制作畑で仕事をしてきたディレクター(仮にYとします)。もうひとりはさまざまなバンドを手がけてきて、今も日々大忙

    なぜギタリストはステージでチューニングをするのか 兵庫慎司が“積年の謎”に迫る
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