なにかきついことを言った時とか、「もっとオブラートに包んで言えよ」とか言われる。 辞書を引くと、“オブラートに包む”で、強い刺激を与えないように、どぎつい言葉ではなく遠まわしな言い方をすること、とある。 でも、オブラートって、あの破れやすいゼラチンの膜というかシートだよね。 しかも、透明だ。 ちなみに、オブラートはデンプン、ゼラチンなどで作られた薄いシート状の膜、または紙片のこと。 煎餅紙とも言う。ドイツ語。本来はウエハースのことを指す。 コレで包んだくらいで、平気なものなのか? というか、コレで包めるくらいの物だと言うことか? 待てよ。 実際、オブラートで包むのは粉薬てことになる。 もしかして、“良薬、口に苦し”との連想なのか? “良薬、口に苦し”には、相手のために言うこと、助言や説教などは言いづらいものだ、という意味がある。 この苦い良薬を、相手に飲ますために、“オブラートで包む”とい
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