テレビの作り方の一つに、[小学5年生でも分かるように]というのがあるそうだ。 子供に教えるように、懇切丁寧に説明をするということらしい。 政治家と教師の心構えを言う言葉がある。 「政治家は、すべての者が馬鹿だ、と考えて接しよ。 教師は、すべての者が馬鹿ではない、と考えて接しよ」 同じ、小学5年生を相手にするのでも、相手が馬鹿だと考えて接するのと、馬鹿ではない、と考えて接するのではまるで違うはず。 “馬鹿”の語源は、サンスクリット語の“baka”で、無知、迷妄の意味。 その音に当て字したものだという説が有力。 元は、“莫迦(ばくか)”“慕何(ぼか)”から転じたとのこと。 “馬鹿”は鎌倉時代頃から使われはじめた。 室町時代中期頃には“母嫁”、“馬嫁”、“破家”と当てられていたそう。 こう考えると、もともとは無知や迷妄(物事の道理を知らないこと。心が迷っていること)を指すなら誰もが“馬鹿”の時期
![“破家”とも書く。 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)