で、ロードショーでは、どうでしょう? 第104回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 みじめさで走らせる映画。 または、ダメ人間を笑う映画。 プロはいうだろう。 自分がやってる仕事は素人がそう簡単に出来ない、と。 天才は別、だとしても。 でも、映画は天才でもない、素人が撮る。 それが現実だ。 映画の仕事をやっていて、思う。 ぼくらは、プロの映画人だと言う。 ちゃんちゃらおかしい。 怒りしかない。 映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』はそこそこ見れる。悪くない出来だ。 いってしまえば、ヘタクソだが、逃げてない。 三浦大輔は逃げてない。 そもそも、彼は素人では無いしね。 自主映画で受賞もしてるし、DVDも撮っている。 劇場用長編が初なだけだ 舞台では、劇団“ボツドール”を率いる鬼才だそうだ。 実際、映画には、みっと
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