惚れる力、すなわち、惚れ力。 前から考えていたことなのだが、“力”ブームにあやかって、名づけた。 好き力、憧れ力でもいい。 何かに惚れて、それを全うする力。 その対象の良いところを徹底的に見つける力。 いい物を掘り出す力。 自分を騙す力。 だって、惚れるは、“惚れる”と“惚ける”は同じ字だもの。 今の世の中、惚れこむ力、何かを一生好きでいる力が弱まっている気がする。 幕末~昭和の近代化の日本を見ていると、この惚れこむ力に支えられているのが、よくわかるるのだ。 好きでも触れないというのも増えている気がする。 おいらもゲーム大好きだけど、最近ほとんどやらない。 いや、やれない。 映画に全力を注いでいるからね。 本当に好きでいられるモノを見つけたのは幸福なのかもしれない。 自惚れもその力に入るかもしれないな。 もちろん、好きでいることが、自分を苦しめることもある。 でも、惚れる力があれば、そこを