【俺は好きなんだよ】第189回 『パトリス・ルコントのボレロ』(1992) 原題は、『LE BATTEUR DU BOLERO』。 訳すと『ボレロの泡立て器』となります。 スタッフ。 監督:パトリス・ルコント 出演。 ジャック・ヴィルレ ロラン・プティジラール 名曲ラベルの『ボレロ』の1楽章をやりきるオーケストラ楽団員(シンバルとパーカッションが主役)のリアルタイムの物語。 パトリス・ルコントの8分の短編です。 日本では、『パリ空港の人々』と併映されてました。 フランスの映画助成金で作られたそう。 こういう映画を作らせる文化的成熟度が欧州の凄さだよなぁ。 そもそも、“ボレロ”とは、4分の3拍子のスペインの舞曲の意味だそう。 ラベル作のものが有名だけど、ショパンなど多くの作曲家が作っています。 あと、スペイン風の前開きでボタンのないア短い上着のこともそう呼ぶそうです。 ミスター・チルドレンの