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2010年4月23日のブックマーク (4件)

  • 演出には少なからず吃驚が必要だ。 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    演出とは、何か?と言われても、答えるのは非常に難しいものなんです。 たとえ話になりますが、荒野に対峙する農民がいるとしましょう。 その農民が、どう荒野を耕すか、考えること、その方法を実行すること。 実際に耕す人もいれば、そこは人にやらせることも。 上手く行けば、その土地に植物を植えたり、平らな道を作ることが出来る。 それが演出ではないかと思っています。 あと、演出の要素として重要なことを一つ。 演出には少なからず吃驚(びっくり)が必要だと思うのです。 先ほどのたとえ話につなげれば、驚かすことは、荒野に水をかけること。 雨降って、地固まるとも言いますが、雨が降らくても井戸を掘って、水を引く。 洪水を起こして、土が流れることも。 しかいs、洪水は時として、肥沃な大地を作る。 ナイルの反乱がエジプトを育てたというヤツです。 耕した荒野に水をまかないとね。 耕しても種を撒いて、水をまかないとね。

    演出には少なからず吃驚が必要だ。 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/04/23
    演出についての解説。 驚きに慣れっこになっている視聴者、でも欲しいのです、"このシツコイしゃっくり誰か止めてくれ"の心境に答える映像作品をぜひ。
  • 鉄は叩けば熱くなる。    『アーマード/武装地帯』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    で、ロードショーでは、どうでしょう? 第130回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『アーマード/武装地帯』 警備会社に勤める6人組が、自分たちが輸送する4200万ドルを狂言強奪計画をもくろむが・・・。 計画実行のために入った廃工場を舞台に繰り広げられる駆け引きを描く、いわゆるクライムモノで、シチューエーション・スリラー。 シナリオコンペで勝ち抜いた新人ライター:ジェームズ・V・シンプソンの脚は、恐ろしいほどシンプルで、追い込まれた人間の愚かさとそれでも守る一線を、さまざまなアイディアを盛り込み、丁寧に、しかし、熱血に描き出す。 監督は、ニムロッド・アーントル。 彼の前作『モーテル』も丁寧にシチュエーション・スリラーを成立させていて、好感を持ったので、鑑賞をしたのだ。 はっきり言って、前作今作どちらも地味だが、地味だからこそ、彼の真

    鉄は叩けば熱くなる。    『アーマード/武装地帯』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/04/23
    廃工場の舞台設定が興味をそそります。 クライム・ムービーでスリラー?脚本も新人だが確かな書き手のようです。 『トレスパス』も廃屋が舞台ですね。
  • その愛は、30年もの。     『ファンボーイズ』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    【俺は好きなんだよ】第214回は、『ファンボーイズ』(2008) 原題も『FANBOYS』。 ミーハーとファンの分かれ目は、愛だと思う。 結婚みたいなものです。 スタッフ。 監督:カイル・ニューマン 製作:デイナ・ブルネッティ/ケヴィン・スペイシー/マシュー・パーニシアロウ/エヴァン・アストロウスキー 製作総指揮:ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン/ケヴィン・マン 原案:アーネスト・クライン/ダン・ピューリック 脚:アーネスト・クライン/アダム・F・ゴールドバーグ 撮影:ルーカス・エトリン プロダクションデザイン:コーリー・ローレンゼン 衣装デザイン:ヨハンナ・アルガン 編集:ジェームズ・トーマス/セス・フローム 音楽:マーク・マザースボウ 音楽監修:ミシェル・シルヴァーマン 出演。 サム・ハンティントン クリストファー・マークエット ダン・フォグラー ジェイ・バルシェル

    その愛は、30年もの。     『ファンボーイズ』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/04/23
    スターウォーズ狂のための友情ロードムービー映画。ファンでなくても見応えありそうです。 公開は、東京では4月24日から。 4/24~5/7渋谷シアターTSUTAYAレイトショー、DVD5/12リリース
  • あちきはアリスでありんす、あんす、ありっす。  『アリス・イン・ワンダーランド』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

    で、ロードショーでは、どうでしょう? 第131回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『アリス・イン・ワンダーランド』 幻想世界の住人がなんの手違いか、人の世に来てしまった感もある作家ティム・バートンの新作。 ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』の設定を存在する世界として、再構成したお話になっております。 『アリス・イン・ワンダーランド』は、大人になった19歳のアリスが、再訪したアンダーワールドで、自分を探すお話。 いままでのバートン作品では、主要人物は結局、異形だったが、今作では異形なのは世界で、主人公はそこそこマトモな19歳(舞台となる19世紀当時ならもう大人)。 アリスは有名な大きくなったり、小さくなったりしながら、その地下世界を現実世界よりもイキイキと迷っていく。 みなに懇願されるのは、かの怪物ジャバウォ

    あちきはアリスでありんす、あんす、ありっす。  『アリス・イン・ワンダーランド』 - 菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。
    yuka7rin12
    yuka7rin12 2010/04/23
    「おまけの2」に言及されている『シザー・ハンズ』のラストを懐かしく思い出します。 語るバートン父さんもいいね。 (映画鑑賞後)帆を上げ漕ぎ出だし戦うのは、アリスならぬ私。