2年連続でノーベル賞物理学賞者を輩出した日本、これまでにも素粒子物理学や量子力学の分野で6人の受賞者がいる。これらは、一般人にはなじみのないミクロな世界の学問だが、最新の研究によると、近いうちに身近なものになる可能性があるという。 先月23日、「Nature」に掲載された研究論文によると、ミクロの世界で起きている量子の「重ね合わせ」という状態が、われわれが認識できるレベルの大きさでも起きることが判明したようだ。 【その他の画像と動画はコチラ→http://tocana.jp/2016/01/post_8476.html】 ■量子の奇妙な性質「重ね合わせ」 量子の世界で起きる不思議な現象、「重ね合わせ」。これを説明するためにしばしば持ち出されるのが「シュレーディンガーの猫」という思考実験の話である。箱の中に50%の確率で毒ガスが出る装置とともに猫を入れた場合に、箱を開けるまでは猫の生死を確認
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