感受性が強すぎるがゆえに精神を病むということ、それは実は「病」ではないのだ。当たり前の反応なのだと思う。「病」と名付けたのは、感情を鈍化、麻痺させて無感覚になっている人たち。その人たちだって強靭な精神を持っているわけではない。弱いからこそ順応とも退化ともとれる麻痺を起しているだけだ。分厚いカーテンを身体にぐるぐる巻きにして街を歩いている。 感受性が強すぎる人間は、身に何もまとっていない。裸で勝負しているのだ。寒い時は痛いほど冷え、暑いときは融けそうになって伸びる、自然すぎる。「無痛/無感動」をとるか、「痛み/泣きたくなるような喜び」をとるか。これはバラ売り不可、セット販売です。自分の反応が正常であるとわかれば、病に苦しむ必要はない。越えろ!次のステージがある。ある方の日記を読んで思ったこと。