日本化粧品工業連合会(粧工連、前田新造会長)は、かねてより紫外線防止用化粧品(日やけ・日やけ止め用化粧品)の紫外線防止効果を測定するための試験方法として、「SPF測定法基準」「UVA防止効果測定法基準」を策定し、業界自主基準として定めてきたが、このほど、両基準ともにISO(国際標準化機構)からIS(国際規格)として発行されたことを受け、これを業界自主基準とすることを決定した。 また、ISOの両規格とも従前の粧工連自主基準と大きな相違はなく、原則として、従前の測定基準で測定した「SPF算出値」や「UVA防止効果表示方法(いわゆるPA表示方法)」が変更されることはない。 ただし、今回の措置により、UVA防止効果が高い製品において、より細やかな分類表示が可能となったことから、新たに「PA++++」表示を加えることとなった。このため、従前の測定基準で「PA+++」となっていた製品の中には、今後、改