小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウに存在する塩(Salt)と硫黄分子群の入ったサンプルを地球帰還させる様子(©JAMSTEC) 国⽴研究開発法⼈ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が採取した小惑星「リュウグウ」の砂などから、ナトリウムや有機硫黄分子群が発見されました。ナトリウムイオンは、塩の主成分であり、人体にとっても不可欠なミネラルの一種です。本研究成果は、地球や海、そして生命を構成する物質の起源や進化の解明につながるかもしれません。 HORIBAグループは、国⽴研究開発法⼈ 海洋研究開発機構(JAMSTEC)をはじめとする研究チームの一員として本研究に参画。2021年末には、JAMSTECの高野 淑識(たかの よしのり)先生とともに、HORIBAグループの水質計で、リュウグウの試料から熱水に溶けやすい成分を抽出した液体のpH(水素イオン濃度)を測定