2016年日本に新たに誕生したプロスポーツリーグであるB.LEAGUE。開幕戦はゴールデンタイムに地上波の生放送が行われるなど昨年のスポーツシーンの大きな話題となった。2つのリーグが統合し、新しいスタートを切ったことは日本のスポーツ界にとっても喜ばしい出来事だ。ただし、このスポーツ史に残る新リーグ誕生も関係各所の支えなくしては成り立たない。パートナー企業の支援が、今回の新しいエンターテインメント創出に一肌脱いだわけだが、素朴な疑問が沸きあがる。なぜバスケットボールを支援するのか――、トップパートナーとして、バスケットボール界を支えるために手を挙げた日本でも有数のインターネット企業、ソフトバンク株式会社のサービスコンテンツ本部本部長大島吾希洋氏に話を聞いた。 インタビュー=村上成 写真=新井賢一 ――Bリーグのパートナーになられた理由を教えてください。 大島 弊社の孫正義(ソフトバンクグルー