5月11日にリリースされた、モーニング娘。'16の『泡沫サタデーナイト!』は、とにかく知らない人にMVを観て曲を聴いてもらって「楽しいかどうか」を確認してもらいたい作品です。 www.youtube.com 漫才師が「名前だけでも憶えてもらいたいですね」というようなもので、この曲は、シンプルに モーニング娘。ってこういう雰囲気で楽しいですよ っていうグループの本質の部分を伝えられる貴重な楽曲だと思っています。 というのも、作者の意図がズバリそこにありました。 『泡沫サタデーナイト!』について聞かれた証言 4月の下旬からラジオでも流れ始めて、その際に印象に残ったいくつかコメントを別のエントリーで紹介しています。 telemusume.hatenablog.com ここでは、この記事から抜粋します。 津野米咲「モーニング娘。を聴いたことがない人にとっての入り口」 作詞・作曲を務めた赤い公園の津
ずっと見たかった景色だったんですよ。今日、やっと、それが見れる日だったんですよ。 ライブ終盤、少し不自然な間をあけて、「みなさんに大事なお知らせがあります」って。瑛ちゃんが言った。「大切なお知らせ」だったかも。よく覚えていない。「来年2月に新曲を収録してリリースします」って。会場みんな喜んで拍手した。そして、緊張してこわばった2人の表情が、その予感を告げていた。 「そのリリースをもって、WaTは解散します」 泣き崩れるファンを目のまえに見た。解散します、って言ったあと、瑛ちゃんが泣いた。瑛ちゃんが、泣いて喋れなくなって、ああこれは現実か、ってぼんやり思った。徹平ちゃんが、「10周年を迎えてこんな悲しいお知らせで申し訳ないです」って言った。WaTとして活動しなかったこの5年間も、ソロで音楽活動を続けて、いつか、いつか、また2人でできるように、ってそう思ってやってきました、って徹平ちゃんが言っ
森田さんを初めて見た時、「あっ、この人はいつか辞めるんだろうな」と率直にそう思った。人を寄せ付けないオーラを振りまき刺々しいし協調性も0。グループの和を乱す良い例だと思うほど、誰がどう見てもグループとして活動するには向かないタイプだと思った。昔は金髪ロン毛の細眉やピアスに腰パンなど、アイドルらしからぬ風貌だった。見た目通り口も悪く、自己中心的で周りも振り回されて大変なんだろうなと思っていた。デビュー当時は坂本さんと仲が悪かったようで、言葉遣いや礼儀などを注意されても耳を傾けることなく、1年半無視し続けていたと言う話を聞きそりゃねえだろと思ったし、とにかく悪い印象しかなかった。 しかしながら20年経った今もV6の一員として森田さんはいる。辞めるどころかメンバーから「うちの天才なんですよ」と外で誇らしげに自慢されるほどのカリスマ性を持ち尊敬されている。岡田さんは生まれて初めて出会った天才が森田
9月19日、モーニング娘。コンサートツアー秋「PRISM」の初日、座間会場の昼公演を観に行きました。 レポと言えるようなものを書けるほど生のコンサートを観察する目は肥えていませんので、コンサートを観て思ったこと・考えたことを少し書いてみます。 ※途中までは、鞘師里保の卒業発表前に書いていた文章になります。一旦、つんく♂ロスだった1ヶ月前に時計の針を戻して読んでもらえれば幸いです。 ※とはいえ長いので、鞘師の発表を聞いてから書き足したあたりにアンカーを置いときます。【ここ】 まだツアー途中ですので、少し行を空けますね。 まず印象的だったのは、一にもニにもメンバーが一様に楽しそうだったこと。初日を待ちかねたとばかりに元気がみなぎっていました。 また、今回のツアーの新しい試みである、モニターの演出やアクロバットも、自分たち独自のものを新たに作る意欲が出ていて、武道館でどれほどの仕上がりになってい
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