2022年1月11日のブックマーク (2件)

  • 第1回 バイキングと北欧神話とトールキンの「異世界」へようこそ

    社会が閉塞感に覆われた時、ファンタジー小説映画、マンガ、アニメなどが流行しがちだという。現実の先行きが見通せない時に、人は「ここではないどこか」、つまり異世界を求めるのかもしれない。 2020年のはじめよりのパンデミックで世界が「縮んで」しまった時、日では鬼と対決する若者たちを描いた「ファンタジー」が社会現象になった。様々な「異世界」に転生するパターンを踏襲する小説やマンガも追いきれないほど描かれた。 一方で、ぼく個人の経験としても、感染症疫学や国際保健の基礎知識を読者に届ける仕事を少しはしつつも(WEBナショジオで、神戸大学の中澤港教授と10回に渡る長大な連載をした)、心は「ここではないどこか」にあったように思う。読書傾向もファンタジーに寄っていったし、『ロード・オブ・ザ・リング』などのファンタジー巨編映画を配信サービスで久しぶりに鑑賞したりもした。『スター・ウォーズ』サガ(シリーズ

    第1回 バイキングと北欧神話とトールキンの「異世界」へようこそ
    yukiMynn
    yukiMynn 2022/01/11
  • 「わかっている人」同士のコミュニティだけではもう成立しない。開館から1年の「ANB TOKYO」で山峰潤也が考えること

    ANB TOKYO「Encounters in Parallel」(2021)にて、山峰潤也。左=山華 《机上》、右=横手太紀《When the cat's away, the mice will play》、窓ガラスに長田奈緒《Two wipe marks(7F, ANB Tokyo)》 ──山峰さんはこれまで、東京都写真美術館や金沢21世紀美術館、水戸芸術館などの公立美術館で長く学芸員として活躍されてきました。しかし美術館から外に出て、2020年より東京・六木のアート・コンプレックス「ANB TOKYO」の共同代表を務めています。なぜ公立美術館を後にして独立した動きを目指したのでしょうか。 最初に勤務した東京都写真美術館は、学生時代にアルバイトしていたこともあって一番長く在籍していました。もともと、映像や舞台芸術、メディアアートを大学で学んでいたので、写真美術館の事業は自分の専門と

    「わかっている人」同士のコミュニティだけではもう成立しない。開館から1年の「ANB TOKYO」で山峰潤也が考えること
    yukiMynn
    yukiMynn 2022/01/11