このブログを始めて3年が経ちました。最初のエントリで書いたコンテンツとディストリビューションの関係を、今のタイミングでもう一度考え直してみたいなと、しばらく考えつつそのままにしていたのですが、この機会に取り上げてみたいと思います。 「Content is King」−優れたコンテンツを押さえたものが、最も大きな力を持つ。これは、ジャーナリズムからエンターテインメントまで、メディアの世界で広く言われてきたことです。しかし近年、「コンテンツではなく○○こそがKingである」といった主張もされています。 偶然なのかどうか、"○○"にはコンテンツと同じく"C"で始まる単語が入ることが多いのですが、例えば次のようなものがあります。 ・Context is king [コンテンツが置かれた文脈・意味合い] ・Communication (あるいはConversation) is king [コンテンツ