当初、このエントリは「Webサイト化する電子書籍– HTML5電子書籍(2) -」のまとめとして書いていたものだったのですが、いつものように長くなってしまったので、エントリを独立させました。 1.前回のエントリをうけて というわけで前回のエントリでは「Webサイト化した電子書籍」と「電子書籍的UI」を付与する方法について紹介してきました。あのエントリをお読みいただいた方の中には以下のような疑問を抱いた方もいるのではないかと思います。 従来のWebサイトとWebサイト化した電子書籍を区別する必要はあるのか。 コンテンツの由来が紙の「書籍」由来であろうとWebオリジナルであろうとWebサイトとしては同じではないか、「電子書籍的UI」はデザイン上の些細な違いでしかない。そうお考えの方もいらっしゃるだろうと思います。 正直、意見が分かれるところだと思いますが、私自身は後で述べる理由で少なくとも紙の