トロロッソ・ホンダのジョナサン・エドルズ主任レースエンジニアは、2018年仕様のホンダ製F1パワーユニット「RA618H」はシーズン開幕時から既に真っ当な水準に達しており、報道で伝え聞いていたような低品質ではなかったため、驚いた事を明かした。 マクラーレン時代、ホンダ製F1エンジンはチーム首脳陣やフェルナンド・アロンソから完膚なきまでにこき下ろされ、英国メディアを中心にバッシングの渦中に置かれ紙面を賑わせていた。それは批判というよりもむしろ、時に耳を覆いたくなるような罵倒レベルのものであり、最高峰フォーミュラ1に相応しくない性能と信頼性をだと揶揄したアロンソの発言「GP2エンジン」は最たるものであった。 ホンダに対する逆風が吹き荒れる中、トロロッソは昨年の9月15日にホンダとの提携を発表。Red Bull Toro Rosso Hondaを名乗り、ワークスチームとして2018シーズンのF1