仮想通貨の取引所を運営する「コインチェック」は26日夜遅く、顧客から預かっている仮想通貨約580億円分が不正アクセスにより流出したと発表した。金融庁は28日にもコインチェック側から詳しい状況について報告を受け、対応を検討することにしている。 コインチェックによると、不正アクセスによる流出があったのは「NEM」と呼ばれる仮想通貨約580億円分で、26日午前3時頃から複数回にわたって引き出されたという。 今回の不正な流出について、「セキュリティー対策が十分でなかった」とする一方、詳しい原因については「究明中」と説明するにとどまり、顧客への補償方法については検討中だという。現在もコインチェックは取り扱い通貨全ての出金を停止している。 コインチェック・和田晃一良社長「技術的な難しさと、それを行うことのできる人材が不足していることが原因。このような事態に陥ってしまったことについては、深く反省しており
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