【Ｗｅｂ】エンジニア獲得合戦が過熱 ネットサービス会社 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
■入社準備金２００万円も 大学３年生の就職活動が事実上スタートする１０月を前に、中途採用のエンジニアに２００万円以上の一時金を支給する制度を導入するネットサービス会社が相次いでいる。激しい競争を繰り広げながら業容を拡大している業界で、優秀なエンジニアの囲い込みはまさに“生命線”。「一時金より働く環境」とする会社が主流ではあるが、エンジニア獲得合戦は過熱する一方だ。（池田証志） “生命線”確保狙う 「本日より、グリー株式会社で働きます」。今月１日、ブログなどのサービスを展開する「はてな」の最高技術責任者（ＣＴＯ）を務めた伊藤直也さんが自身のブログで大手ＳＮＳへの転身を公表した。ネット内で衝撃を持って伝えられたが、エンジニア市場が動く予兆はあった。 ８月１５日、大手ＳＮＳ「モバゲータウン」を運営する「ＤｅＮＡ」は中途採用のエンジニアで基準を満たした場合、転居費用などとして「入社準備金」（２０
「たいへんな所に来ちゃった」 はてなからグリーに移った伊藤直也さんに聞く
「たいへんな所に来ちゃったな」――はてなを辞め、グリーに入社してから1週間。伊藤直也さんはこう漏らす。グリーの動きの速さに驚き、追いつくのに必死という。 ニフティで「ココログ」を開発し、04年、はてなに転職。05年、ヒットサービス「はてなブックマーク」を生み出し、CTOとしてはてなの技術を統括してきた。 はてなの技術の代名詞でもあった伊藤さんは、なぜこのタイミングでグリーに移ったのか。グリーは伊藤さんに、何を期待しているのか。伊藤さんと、グリーの田中良和社長に聞いた。 モチベーションが保てなくなっていた ――なぜはてなを辞めたのですか。 伊藤 いろんなことが重なって、環境を変えてみようと思っていた。 はてなにはスタートアップのころから6年いて、40～50人の会社に成長した。はてなは、（社長が）アメリカに行ってみたりなど遠回りする会社。自分が思い描いていたベンチャーのスピードより、成長が遅か
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
