北京では5日、今年度の大学生の就職人気ランキングが発表された。大学生に最も人気があったのは国有企業で、次は合弁企業、3位は社会的なサービスなどを提供する事業単位だったが、外資系企業は3位から5位になった。 中華英才ネットによるこの調査は、半年間に700の大学に通う20万人の大学生を対象に実施された。トップ10に入ったのは、チャイナモバイル、阿里巴巴(アリババ)、ハイアール、マイクロソフト中国、中国銀行、グーグル、レノボ、P&G、中国工商銀行、チャイナテレコム。 また通信、金融、化学工業などの国有大企業33社がトップ50にランクインし、その数は6割を占めた。またトップ50のうち46社が中国の企業で、初めてランクインした企業は29社だった。 今まで人気だった外資系企業は、金融危機で大幅なリストラや減給などが行われたため、わずか4社しかトップ50入りせず、国有企業は安定した給与と福利厚生でトップ