HTTPとアーキテクチャに関するyukieyashiro182のブックマーク (2)

  • 第2回 HTTPの仕組み(後編)

    複数回のリクエスト/レスポンスを束ねる Webブラウザ上の操作をリクエストとしてHTTPDに届け,レスポンスの内容をWebブラウザで表示する。こうした仕組みはシンプルで理解しやすいが,実際のシステムでは問題が生じることがある。 例えば電子商取引サイトで商品を購入する場合を考えよう。商品画面でモノを選んで[購入]ボタンを押すと,バスケットの内容を一覧表示する確認画面が現れ,[購入]ボタンを押すと発送先や支払方法などを指定する決済画面が表示される。この場合,商品画面で選んだモノの情報を確認画面に,確認画面で承認したことを決済画面に,それぞれ引き継いでいく必要がある。こうした処理を実現するには,特定のWebブラウザから送られてきた一連のリクエスト/レスポンスをまとめて扱うことが必要だ。この一連のリクエスト/レスポンス群を「セッション」と呼ぶ。 Webシステムでは,セッションをどのように管理するか

    第2回 HTTPの仕組み(後編)
  • 第1回 HTTPの仕組み(前編)

    アーキテクチャは3種類 まずは,情報システムの基アーキテクチャを簡単におさらいしたい。主な基アーキテクチャには,ホスト・システム,クライアント/サーバー(C/S)システム,Webシステム――の3種類がある。 ホスト・システムは,「ホスト」と呼ばれる大型コンピュータで集中処理する。ホストに接続した「端末」はあるが,画面表示と通信を担当するだけで,業務処理は実行しない。ホスト・システムは,情報システムの黎明期から実績を積み重ねているので,システム全体の堅牢性が高く,今日でも多用されている。 これに対してC/Sシステムとは,「クライアント」と「サーバー」(一般的にはデータベース・サーバー)という二つの要素で構成し,それぞれで業務を分散処理する。サーバーの負荷が軽くなるので,ホストに比べてハードウエアは小型・安価・低スペックで済む。オープン系(UNIXやPC)システムで多用されてきたが,構築や

    第1回 HTTPの仕組み(前編)
  • 1