キハラ株式会社(*1)は、東京都の神田駿河台に本社を置く、図書館設備・用品・コンピュータシステム、図書館・博物館・美術館内装工事(リニューアル含む) 等を取り扱う企業で、1914年(大正3年9月)に創業し、2009年に95周年を迎えました。 この度の座談会は、「アメリカ図書館のティーンズサービス」(*2)をご紹介した2008年の第10回図書館総合展フォーラムの第二弾として企画しました。「子どもたちを取り巻く社会環境」を見つめ、長い年月をかけて彼らのニーズに応える努力を重ね、彼らの居場所として徐々に定着してきたアメリカの図書館を例に、我が国の青少年がおかれた状況を鑑み、何かヒントを得ることができるのではないかと考えたからです。 座談会に先立ち行なわれました、新谷准教授の講演「居場所・図書館知・社会」では、「現代社会の困難」「若者の現在と居場所」「居場所としての図書館」についてお話がありました