前回はProtocol Buffersの基本中の基本として、protoファイルの作成と、コードの自動生成、簡単なプログラムの動作を確認しました。 person.protoから自動生成されたクラスを使うことで、Personクラスの情報を簡単にファイルに読み書きできたのを実感できたと思います。 今回は、さらに一歩踏み込んでProtocol Buffersの本来の使い方である、通信処理を利用してみましょう。 Protocol Buffersでは通信手段としてRPC機能を提供しています。今回はこのRPC機能を使います。 ※RPC(Remote Procedure Call、リモートプロシージャコール)という単語を聞きなれない人もいるかもしれません。 簡単に説明するとプログラムから別のコンピュータにあるメソッドの呼び出しと、通常のメソッド同じように行うための技術です。 RPCを使えばネットワークプロ