今回は、cgroupを操作したり、コンテナ特有の値の/proc以下のファイルを提供したりするLXC用のソフトウェアを紹介したいと思います。 LXCでは設定ファイル内でcgroupの設定を行い、コンテナに対するリソース制限を行います。この場合、cgroup操作はコンテナの外で行われますので、必ずしもコンテナ内でcgroupを操作する必要はありません。 しかし、LXCではコンテナ内でさらにコンテナを起動する「コンテナのネスト」をサポートしています。この場合、コンテナ内で起動するコンテナに対してリソース制限を行うために、コンテナ内でcgroupを操作する必要がでてきます。つまりコンテナ内でcgroupfsツリーを操作しなければなりません。 LXCでは、最初に第11回で説明したlxc.mount.autoという設定を使用して、ホストのcgroupfsをバインドマウントすることにより、コンテナ内にc
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