フットサルにおいて守備は非常に重要なポイントとなります。基本的には、守備から攻撃が始まると言ってよいほど重要であり、その意識が大切です。ここではそんなフットサルにおける守備の基本戦術について紹介します。 フットサルの基本守備とサッカーとの戦術の違い マンツーマンによる守備の戦術 フットサルにおいて守備の戦術の基本となるのは、マンツーマンです。なぜマンツーマンが基本的な守備の戦術になるのかというと、フットサルで数的不利な状況を作られるということは、相手にとって大きなチャンスを与え、失点へと非常につながりやすいからと言えます。 しかし、常にマンツーマンを保ち続けるためには、かなりの体力やスタミナが要求されることになってしまいます。そこで、自陣へと相手が攻め込んできた場合にマークする相手を決めておく、このことを基本的な守備のマンツーマン戦術としておくとよいでしょう。 マンツーマンディフェンスにお
サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論 作者: 松田浩,鈴木康浩 出版社/メーカー: カンゼン 発売日: 2015/12/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 戦術系の本というのは得てして胡散臭いライターのうすっぺらい洞察であることが多く、指導者からは敬遠されがちではありますが、サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論はそんな偏見を打ち砕いてくれる良本でした。 著者は現在、日本サッカー協会の技術委員および指導者養成インストラクターとして活動する松田浩氏。 304ページと割と厚めの本でありながら、だいぶ内容の濃ゆ〜い一冊に仕上がっていたので、その内容から気になったポイントのみ一部抜粋してご紹介します。 サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論の概要 さっそくアマゾンさんでの紹介から。 日本サッカー協会技術委員を務める、ゾーンディフェン
【 VF戦術研究所 】――戦術の分類・研究結果をまとめたもの 「戦術のディテール」 ~テーマに沿って戦術理論の詳細について考察する~ 第1回 : 「ディフェンス戦術の類型」 第2回 : 「ディフェンス戦術の類型 ~瀧井氏著書による補足~」 第3回 : 「戦略的1トップシステム」 第4回 : 「モダンサッカーとリベロの死(1) ~六月の勝利の歌によせて~」 第5回 : 「モダンサッカーとリベロの死(2)」 第6回 : 「”デシャン式”モナコのライン破り」 「フットボールと監督」 ~世界の監督とその戦術を通してサッカーの真実に迫る~ 第1章 : 世界の監督達 第1回 : 「ヴァレリー・ロバノフスキー」 第2回 : 「テレ・サンターナ」 第3回 : 「アリゴ・サッキ」 第4回 : 「ファビオ・カペッロ」 第5回 : 「鈴木政一(前編)」 第6回 : 「アーセン・ベンゲル」 第7回 : 「エレニオ
フットサルの技術や戦術をフットサルはもちろんサッカーでも応用しよう。世界で活躍するトッププレーヤー達(メッシ、ネイマール、C・ロナウド...etc)は幼少期にフットサルを経験していることがほとんどです。狭いコートでゴールやボールを奪う能力や感覚はフットサルを経験することで身に着けることができます。またフットサルの戦術をサッカーに取り入れる事も珍しくありません。バルセロナやバイエルン・ミュウヘンはフットサルの戦術をサッカーにも取り入れているチームでもあります。 フットサルを経験しておけば技術・個人戦術で将来フットサル選手とサッカー選手、2つの道を選択することができます。フットサルの技術を活かしてこれから盛んになっていくであろうビーチサッカーの選手としても活躍することが可能でしょう。いずれにしてもフットボールに技術は欠かせません。動画を参考に少しでもフットボールが好きになり成長につなげていっ
フットサルの動き方 フットサルの基本的な動き方を解説している動画や参考となる動画をリンクします 随時リンクは増えていきますので、定期的にチェックをお願いします ************* ヘドンド / 旋回: 回転しながらパスを回して相手DFの陣形を崩す パラレラ・ジアゴナール: 両サイドの裏のスペースへ抜ける ケブラ: 折れる動きで中央のスペースなどでボールをもらう エル: L字のように動いてボールをもらう クアトロ: <><>のように周りながらボールを回してチャンスを伺う 【ジアゴナールの例】 FIXOがジアゴナール→ALAからループパス FIXOがジアゴナールで抜ける→ALAからダイレクトパス FIXOのジアゴナールへパス出せない場合、降りてきたPIVOとALAでワンツー ジアゴナールは囮で、PIVOが降りてあいたスペースへALAが抜け出る 【参考】 ブラジル人監督オスカーDVDの決
TOP > コラム > 川崎は、J1最強・広島の守備ブロックをどう崩したのか? 森保広島・風間川崎の攻防を読み解く(2) 04.17.2014 図表・文/五百蔵 容(いほろい・ただし) <<風間八宏はなぜ「背中を取れ」という言葉を使ったのか? 森保広島・風間川崎の攻防を読み解く(1) 2014年現在Jリーグにおいて極めて興味深い対戦となっているカード......サンフレッチェ広島と川崎フロンターレのシーズンをまたいだ二度の対戦を詳細に見ていくことで、この2チームが1試合単位では収まらないどのような差し合いを演じ、そして発展しているのか、計四回に分け読み取っていきます。 第一回目は、風間八宏監督によって作り上げられている現在の川崎フロンターレの特徴について概観しました。リンクはこちら。森保一監督のサンフレッチェ広島の特徴については、以前の考察をご覧下さい。 第二回目の今回は、2013年のリー
TOP > 戦術 キーワード「戦術」の記事一覧 DEC 06 2021 相手が守るゾーンでは常に2対1を作ることがポイント/ブロックを作り引... 「サッカー指導者のためのオンラインセミナー『COACH UNITED ACADEMY』」では、スペインサッカーコーチングライセンス・レベル3(S級相当)を持ち、... オンラインセミナー戦術 NOV 22 2021 相手の守備を惑わす状況「オーバーロード」の作り方/ブロックを作り引い... 「サッカー指導者のためのオンラインセミナー『COACH UNITED ACADEMY』」、今回の講師はスペインサッカーコーチングライセンス・レベル3(S級相当)... オンラインセミナー戦術 JUL 09 2021 様々な元プロ選手が教える!日本代表やJリーグで活躍した選手の指導理論... 「サッカー指導者のためのオンラインセミナー『COACH UNITED
面、線、点、スペース、角度......サッカーは様々な顔をもったスポーツです。<数>もまたその顔のひとつ。このコラムでは、サッカーの様々な顔のうち、日本サッカーを語る上でしばしば話題に上る『数的優位』について、実際の試合を分析することを通じて考えてみたいと思います。 ■数的優位をめぐる攻防:2013年J1第20節 名古屋対浦和 現在のJ1において『数的優位』の代表的な存在といえば、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(以下ミシャ監督)の率いる浦和レッズが挙げられるでしょう。数的優位の形成による攻撃の極端な例として、ミシャ監督のサッカーは特異な存在です。このサッカーと競い合うことで、日本のサッカーは戦術的に多様化しました。 では、相手チームがどう対応したのか? その内容を見ていくことで、『数的優位』というサッカーにおける相克がいかなる意味を持つものか、洞察を深めていく契機になるのではないかと考えてい
さて、みなさん、こんにちは。本日は、サッカーにおける代表的なコンビネーションなんかの話でもしようかと思います。考えて見ると、うちのブログでは、ビルドアップとか守備ブロックの話はしてきたんですけど、アタッキングサードでの攻撃方法については、してこなかったなあと。なんで、本日はアタッキングサードでの動き方の話でもしようかと思い立ったわけです。 ええっと、まず、大前提としてですけど、サッカーの攻撃において、最大の目標は「点を取ること」になります。そして、点を取るにはシュート打たないといけません。シュートを打って点が一番入りやすい状況ってのは、ゴール前でGKと一対一になる事です。そして、GKと一対一になるにはどうしたらいいかというと、「敵DFラインの裏にボールをいれる」事になります。 またカルロ・アンチェロッティの戦術ノートからの引用ですが、 ボールポゼッションをいくら続けても、シュートを打たない
本日はタイトル通りのお話である。 つまり、現在、浦和、広島、湘南、松本、名古屋、神戸、清水、山形、甲府と9チームが3421で戦っており、J1では、今やマイナーシステムから、もっともメジャーなシステムになってしまった。半数のチームが採用しているので、3421は、珍しいシステムではなくなった。ちょっと前まではミシャ式くらいのものだったが、ポイチの広島の2連覇、昨年のJ2における湘南の無双、松本の躍進があって、3421はJリーグで大流行することになった。 なので、本日は、ちょっと戦術面から、ここ数年のJ1の流れを振り返りつつ、3421の流行の流れを追いたいと思う。 最初に3421の前にJリーグで流行っていた4231の話から まずは、3421でなく、4231の話から入る事にする。理由は、ちょっと前まで、J1におけるトップメタは4231だったからだ。4231は現・日本代表のフォメでもあるけど、まず説
さて、皆さん、こんにちは。今日は東アジアカップがあるんですが、その前に、この話はちょっとやっとかないと不味いと思い、2013年J1前半戦の総括として、現在、J1で流行っている3421についてお話しようと思います。 現在、3421フォメを使っているのは浦和と広島、湘南になりますが、それ以外にも横浜FMとセレッソ大阪が3421に変形して攻撃する4231フォメを使っています。なので、計5チームが3421で戦っているような状態でして、J1で3421流行ってるね、みたいな話になります。 実は、現在、上位5チームのうち、大宮を除く4チーム、つまり広島、浦和、横浜FM、セレッソが3421を何らかの形で採用しており、そんな訳ですので、今日は3421のお話をしようかと思います。 といっても、書こうとおもったきっかけは、東アジア杯で柿谷のワントップとかザックが試しているからで、ザック、それはどーなのよ、とか思
さて、皆さん、こんにちは。本日は日曜に開催される浦和レッズ対湘南ベルマーレのプレビューをしたいと思います。なお、今年の浦和さんなんですが、開幕から絶好調でして4勝1分という成績で、サポの方はウキウキ気分だと思います。うらやましい話です。 ただ、先日、前田に初ゴールを決められてしまい、「前田の呪い」をもろに被った格好です。ただ、今のチーム状態で落ちる事はまず考えられないので、前田のジンクスは今年で終わると思います。終わらなかったら前田はルールで禁止すべきです。これで浦和が落ちたらサッカーのルールがおかしい。 えっと、本日は、浦和の守備の話がメインです。ペトロビッチ監督にとって守備なんてのはどうでもいい事かもしれませんが、これ、前回の記事でユーヴェの352の話の続きといっていい内容なんです。つまり、352の守備と、3421の守備の違いとかの話になるわけですね。 なんで今日は浦和レッズの守備の話
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く