男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)は14日、シングルス決勝戦が行われ、世界ランク7位で第1シードの錦織圭(日本)が主催者推薦で出場の18歳T・フリッツ(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下し、前人未到の4連覇を達成した。さらにオープン化以降、同一大会で4連覇を果たした7人目の快挙となった。 本音「錦織と戦わなくて済む」 決勝戦、錦織は序盤から攻撃的なプレーで攻めてきたフリッツに第2ゲームでブレークを許し、ゲームカウント0-3に。しかし、すぐに立て直して第5ゲームでブレークバックに成功すると、緩急をつけたショットで試合を組み立て、第9ゲームで錦織が2度目のブレークに成功しこのセットを先取する。 その後、第2セットでも主導権を握った錦織は、正確なストロークでフリッツを圧倒し勝利を手にした。 今回のタイトル獲得は錦織にとって今季初・キャリア通算11