兵庫県警川西署は20日、道交法違反(無免許運転)の現行犯で猪名川町北田原の無職、小路力容疑者(76)を逮捕した。同署によると、小路容疑者は約20年前に免許を失効しており、調べに「遠いところに行くときはタクシーを利用している。近くだから免許を取る必要はない」と供述しているという。 逮捕容疑は20日午前11時ごろ、自宅前の市道で、無免許で乗用車を運転したとしている。 小路容疑者は平成元年に免許を失効。その後も無免許運転を繰り返していたという。自宅から約300メートルしか離れていない会社への通勤手段として車を利用していたらしい。 昨年末に「無免許で危ない運転をする男がいる」と通報があり、川西署が捜査。乗用車を運転し、自宅に戻った小路容疑者を署員が確認した。