埼玉県警国際捜査課と久喜署は21日までに、窃盗の疑いで、千葉県市川市市川南、私立大学3年、朱怡穎(30)▽住所不詳、職業不詳、蒲冠釣(27)▽住所不詳、職業不詳、蒲冠棋(27)のいずれも台湾籍の3容疑者を逮捕、送検した。3人は「やってない」などと否認しているという。 国際捜査課の調べでは、朱容疑者らは平成22年8月17日ごろから20日ごろまでの間に、東京都江東区の駐車場から同区の保育士の女性(31)のバイク(時価70万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。 国際捜査課によると、盗まれたのは米国製の高級大型バイク「ハーレーダビッドソン」。平成21年9月ごろから埼玉県内や東京都、神奈川県で1000ccを超える大型バイクを狙った同様の窃盗被害が100件近く発生しており、同課で関連を調べている。
「お父さん、安全運転で帰ってきてね」。こんなメッセージを書き込んだステッカーが近畿屈指のツーリングスポット、奈良市月ケ瀬の道路沿いにある休憩所や自動販売機に張ってある。仕掛けたのは奈良県警で、10代に夢中になったオートバイに再びまたがる「お父さんライダー」の増加で40代男性の事故の急増に歯止めをかけようと発案した。するとステッカーが張られた今年5月以降、月ケ瀬周辺でオートバイ事故はゼロ。検問より効果を発揮しているという。 今年5月、月ケ瀬に通じる同市邑地町の県道で、大型オートバイが転倒、運転していた男性=当時(43)=がトラックにはねられ死亡した。県内で今年1〜8月までに排気量750cc以上の大型オートバイが絡む事故は32件発生し、年齢別でみると40代が約半数を占めていた。
「三重県の神社で4月、武者姿の若者が馬で土壁を駆け登る『上げ馬神事』が行われ、若者が落馬して搬送されました。祭りで人が死亡したらどうなるのですか」=神戸市西区、主婦、松田早苗さん(71)重過失致死で有罪判決 三重県東員(とういん)町の猪名部(いなべ)神社の上げ馬神事は、土壁を馬に登らせ作柄を占う伝統行事。4月3日、馬場を走っていた馬が転倒死し、16歳の男子高校生が落馬した。 いなべ署によると高校生にけがはなかったが、わが国では毎年のように祭りの最中に死亡事故が起きている。今年は特に、数えで7年に1度行われる長野県の御柱(おんばしら)祭で2件あり3人が死亡した。 平成元年10月以降、報道などにより把握できた全国の祭りの死亡事故は20都府県で60件61人。けんか祭りの盛んな愛媛県の10件をはじめ「岸和田だんじり祭」などがある大阪府の8件、静岡県の7件、兵庫県の6件が多い。東日本の7都県17件に
毎年6月上旬に札幌市中心部の路上で開かれる「YOSAKOIソーラン祭り」が岐路に立たされている。大音量で流れるロック調のソーラン節に合わせ、独特の衣装に身を包んだ数十人が鳴子を手に、一糸乱れぬ踊りを披露するが、その“騒音”に市民からクレームが相次いでいるのだ。全国で類似イベントが開催されるほどの人気だが、地元民の心境は複雑なようだ。 「祭りといっても、札幌まつり(=北海道神宮例祭)のように地域に根ざした伝統祭事ではないし、各チームが競うように音楽を流し続けるのは神事というよりイベントでしょう。参加者たちは大興奮ですが、祭りの部外者で興味のない地元住民との“落差”は激しいですね」 札幌市中心部のマンションに住む主婦(35)は、今年で19回目を迎える同祭を冷静に語る。こうした地元民の声を受け、同祭実行委員会は、6月9−13日の会期中、スピーカーの音量を市の条例で定められた商業地域での基準「75
蛇行運転など危険な運転を集団で繰り返したとして、警視庁交通執行課は道交法違反(共同危険行為など)の疑いで、いずれも東京都八王子市在住の16〜17歳の少年10人を逮捕し、内装工の少年(17)を書類送検した。 同課によると、この中には暴走族OBらで作る「旧車會・わる」のメンバー4人が含まれており、「『わる』の規則が厳しかったので、縛りや上下関係のない新しいグループを将来的に立ち上げたかった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は、1月7日午前0時ごろからバイク6台に分乗し、同市の都道などで、蛇行運転などの危険な運転を繰り返したなどとしている。 旧車會は元々、1970、80年代に製造されたバイクの愛好者グループだったが、平成14年ごろから、暴走族OBらによる走行集団として、全国で活動するようになった。
通行人にいいがかりをつけて暴行し、けがをさせたとして、警視庁少年事件課などは、傷害の疑いでアルバイト、波照間(はてるま)永嗣(えいし)(21)=東京都大田区南六郷=と韓国籍の会社員、金賢成(21)=同区東矢口=の両容疑者を逮捕した。同課によると、2人は都内最大級の暴走族連合体「大田連合」のOBで、容疑を認めている。 逮捕容疑は、昨年12月29日午後10時50分ごろ、同区平和島の路上で、原付きバイクにまたがっていた世田谷区在住の私立高校2年の男子生徒(17)に「ひかれそうになった」などといいがかりをつけ、奪ったヘルメットで顔面を殴り、鼻の骨を折るなどしたとしている。 同課によると、男子生徒は「半キャップ」と呼ばれる形のヘルメットを、バックミラーにかけていた。大田連合には「大田区内で自分たち以外に半キャップをかぶっている奴がいたら襲撃する」というルールがあり、別のOBの男(22)が男子生徒にい
搭乗型ロボットで街をパトロール−。こんな近未来的風景が間もなく見られるかもしれない。つくば市は全国で初めて搭乗型移動ロボット(モビリティロボット)を公道で走らせる構想を掲げている。すでに、「搭乗型移動支援ロボット公道走行実証実験特区」として国に申請しており、順調にいけば2月中旬ごろ認可される見通し。実現すれば同市が目指す「ロボットの街つくば」が市民にも身近なものになりそうだ。(篠崎理) ◇ モビリティロボットとは、運転台に立ち棒状のハンドルを操作して自立走行するなどの移動手段。制止状態を保つことが可能なほか、自動的にバランスを取ることもできる。 すでにイベント会場や空港などで実証実験が進み、海外では一部実用化もされている。 だが、国内では道路交通法で車両としての位置づけがないため、実験であっても公道を走行することはできない。 このため、「ロボットの街つく
20日午後11時15分ごろ、埼玉県三郷市栄の国道298号交差点で、三郷市の都立高校2年の男子生徒(16)のバイクと、右折してきた軽乗用車が衝突。男子生徒が全身を強く打ち間もなく死亡し、バイクに同乗の私立高校2年の男子生徒(16)が腕の骨を折る重傷。軽乗用車の2人も軽傷を負った。 吉川署は自動車運転過失傷害の現行犯で、軽乗用車を運転していた三郷市戸ケ崎、アルバイト、鈴木美穂容疑者(20)を逮捕した。吉川署の調べでは、現場は右折専用の車線を含む3車線で、信号機がある。
兵庫県警川西署は20日、道交法違反(無免許運転)の現行犯で猪名川町北田原の無職、小路力容疑者(76)を逮捕した。同署によると、小路容疑者は約20年前に免許を失効しており、調べに「遠いところに行くときはタクシーを利用している。近くだから免許を取る必要はない」と供述しているという。 逮捕容疑は20日午前11時ごろ、自宅前の市道で、無免許で乗用車を運転したとしている。 小路容疑者は平成元年に免許を失効。その後も無免許運転を繰り返していたという。自宅から約300メートルしか離れていない会社への通勤手段として車を利用していたらしい。 昨年末に「無免許で危ない運転をする男がいる」と通報があり、川西署が捜査。乗用車を運転し、自宅に戻った小路容疑者を署員が確認した。
「電動スクーター、試乗できます」。静岡県磐田市の家電量販店、ノジマららぽーと磐田店には、冷蔵庫売り場の横に10台以上のスクーターが並ぶ。1台19万8000円の電気自動車(EV)バイクだ。週末になると、併設された試乗コースに順番待ちができるほどの人気だ。 5時間のフル充電で55キロ走れる。「40〜50代の夫婦で来店し、奥さんの意見で購入を決める」(同店)という。大手自動車メーカーの調査では、EVは清潔なイメージがあり、女性の支持が高い。売り場担当の石澤信介さんは「白物家電として扱っている」と話す。売り場には四輪EVも置かれ、「可能なら大手自動車のEVを売りたい」(ノジマAV家電販売推進部の鍋島賢一部長)と意気込む。 2008年6月、車の買い取りと販売を行うヤマダオートジャパンを設立したヤマダ電機は、既存店の一角に約20店を開店した。軽のガソリン車が中心だが、同社もEVをビジネスチャンスととら
神奈川、長野、静岡の3県警は13日、息子を装って現金を詐取したとして、詐欺の疑いで、無職、小嶋優太容疑者(23)=神奈川県藤沢市大庭=を逮捕した。神奈川県警によると、小嶋容疑者は容疑を否認している。 3県警はこれまでに、同じ容疑で元暴走族メンバーら9人を逮捕し、うち5人は実刑が確定。神奈川県警は小嶋容疑者をリーダー格の一人とみて調べている。同様の被害は10都道県であり、裏付け捜査の結果、被害総額は約1億7000万円と確認された。 逮捕容疑は平成19年6月、神奈川県平塚市の無職女性(67)に息子を装って電話し「借金を返さないといけない」と偽り、約130万円を振り込ませた疑い。 小嶋容疑者は藤沢市内の暴走族の元メンバーで、引退後、かつての仲間と共に振り込み詐欺を繰り返していたという。
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