川崎重工業会長である大橋忠晴・神戸商工会議所会頭は9日、会議所の定例記者会見で、菅首相が浜岡原子力発電所の全炉停止を要請したことについて「一国の首相として、当然だと思う」との考えを示した。 川重は愛知県や岐阜県に航空機部品などの生産工場がある。このため大橋会頭は、中部電力が電力不足に陥った場合、「(生産に)少し影響が出てくる」と述べたが、「安全対策が取れてない時点では、止めてとお願いするのは正しい方向だと思っている」と話した。(佐藤卓史)
川崎重工業会長である大橋忠晴・神戸商工会議所会頭は9日、会議所の定例記者会見で、菅首相が浜岡原子力発電所の全炉停止を要請したことについて「一国の首相として、当然だと思う」との考えを示した。 川重は愛知県や岐阜県に航空機部品などの生産工場がある。このため大橋会頭は、中部電力が電力不足に陥った場合、「(生産に)少し影響が出てくる」と述べたが、「安全対策が取れてない時点では、止めてとお願いするのは正しい方向だと思っている」と話した。(佐藤卓史)
中部電力が浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止を受け入れることになり、三重県内の行政機関や商業施設などは、更なる節電対策に向けて動き出した。 一方、全面停止に伴い、県民も冷静に受け止め、「安全のためには、不便でも節電すべき」と話していた。 ◆行政、大学 松阪市は、10日に開く会議で、節電対策の徹底を周知する。昼休みには、部屋の不必要な電気を消す、職員のエレベーター使用を控えることなどを再確認する。四日市市では「公共施設で不要な電気を使わないようにして、新たな節電対策を考えていきたい」とし、製造業が集まる鈴鹿市は、「中部電力の供給見通しや市内企業への影響などを考慮したうえで、対策などを検討したい」という。 一方、三重大は9日、6月から始める予定だった教職員に対する夏の軽装「クールビズ」の開始を10日に前倒しすることを決めた。 ◆商業、レジャー施設 東京電力が計画停電を実施して以降、営
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