元日のニューイヤー駅伝2016inぐんま「第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会」で、飼い犬がコース上に飛び出し選手を転倒させたとして、群馬県警高崎署は22日、飼い主の男性を市動物愛護条例(係留義務)違反容疑で高崎区検に書類送検した。 捜査関係者らによると、1月1日午前10時ごろ、高崎市上大類町の2区約3.6キロ地点で、男性が飼い犬の小型犬とともに応援していて犬が飛び出し、コニカミノルタのポール・クイラ選手がつまずき転倒した。男性は犬を常に係留する義務を怠った疑いで書類送検された。 レースはトヨタ自動車が優勝し、コニカミノルタは21秒差で2位となった。転倒を巡って県にも警備態勢や応援マナーの苦情が数件あったという。【吉田勝】