コラム −IIJ技術陣− IIJ技術陣「spamからメールを守れ(管理者編)」 第2回:sendmailにおけるタイムアウト値とリソースの設定 2005年2月28日 小林直 ユーザ編はこちら>> 最近では、サーバとクライアントの処理能力を比較するとほとんど差がなくなってきたり、最大100MbpsのFTTHが安価に手に入るようになった。そのため、適切に設定されていないサーバは、悪意ある1台のクライアントにより、処理能力を使いきられてしまう可能性がある。 このような事態を防ぐためには、タイムアウト値を調整したりリソースを制限したりといった対策が必要だ。そこで今回は、以下の点について解説する。 タイムアウト値の調整 リソースの制限 このコラムで解説している機能はすべてsendmailに付属している「m4マクロ」による設定生成ツールで使用できる。それぞれ説明する変数名は、m4マクロで用いる名称