第1回では、システムの自動管理がなぜ必要なのか、ということと、Puppetの概要についてお話しました。今回はPuppetをインストールして起動するまでの手順についてご説明します。 Puppetのインストール Puppetのインストール方法は、以下の3つのうちのいずれかから選択できます。 パッケージシステムによるインストール RubyGemsによるインストール tarballからのインストール パッケージシステムによるインストールが最もお勧めです。 インストールの前提条件 PuppetはRubyでできているため、当然Rubyが必要です。Puppetのtarballに含まれるREADMEには、Ruby 1.8.1以降が必要と記載されています。 また、Facterというライブラリのバージョン1.1.1以降が必要です。このライブラリは、システムに関する情報(プロセッサアーキテクチャ、利用OSとその
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