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ブックマーク / number.bunshun.jp (11)

  • 権田修一と榎本達也が話し合うこと。10歳差、2人のGKの不思議な関係性。(二宮寿朗)

    FC東京では2009年のデビュー戦以来ゴールマウスを守り、ロンドン五輪にも出場、A代表にも名前を連ねる権田修一。言葉の明快さにも定評がある、考えるGKである。 脂の乗ってきたFC東京の守護神・権田修一を、ベンチからじっと見つめる目がある。 26歳の日本代表より、年は10歳上。昨季限りで栃木SCと契約非更新となり、トライアウトを経てFC東京に呼ばれたベテランGK榎達也である。 1999年のワールドユース準優勝組で、2004年“最後のチャンピオンシップ”でPK戦を制して横浜F・マリノス優勝の立役者となった彼は、輝かしい実績を残しながらも、その後はいくつかのクラブを渡り歩いて苦労を重ねてきた。 ピッチ内外で妥協なく取り組む姿勢は昔からあい変わらずで、マリノス時代にはケガで入院した病室にサッカーの映像を大量に持ち込んで驚かれたエピソードを持つなど、どこまでも研究熱心な男だ。 サッカーに対する向き

    権田修一と榎本達也が話し合うこと。10歳差、2人のGKの不思議な関係性。(二宮寿朗)
  • 前田遼一が語った決断の裏側。「移籍という経験をしたかった」(寺野典子)

    15年間在籍したジュビロ磐田からこのオフ、FC東京へ移籍した前田遼一選手。 新シーズン開幕まで1週間を切った3月2日、小平の練習場で話を聞くことが出来た。 移籍の理由、そして新シーズンへの思いとは? ――昨夜(3月1日)放送されたテレビ番組で、マスコットと共に、踊っていましたよね。寡黙キャラを一新したのですか? 「ハハハハハ。友だちからもそういうメッセージがたくさん来たんですけれど、そういうわけじゃなくて。あのときは、達さん(GK榎達也)に乗せられて、先輩からのフリを断ることもできなくて、ちょっと乗っかっただけです。でもその反響が大きくて、僕も驚いてる。正直、そんなところで目立ってもしょうがないんですけれどね(笑)」 ――初めての移籍となったわけですが、新天地での毎日はいかがですか? 「最初のころはうまくいかなかったですね。簡単なトラップすらできなくなって。心配になりました(苦笑)」 ―

    前田遼一が語った決断の裏側。「移籍という経験をしたかった」(寺野典子)
  • ベイ戦士よ、ブラジル音楽を聴け!東京の裏路地から愛を込めて。(村瀬秀信)

    クジラのマークの大洋レコード。9周年を迎えたばかりだが、南米音楽が気になる者にとっては避けては通れない名店のひとつだ。 我らが日本代表は、残念ながらグループリーグ敗退となってしまいましたが、ワールドカップブラジル大会は決勝トーナメント真っ盛り。国民の皆様におかれましては、引き続き寝不足に陥りながら熱い声援を送られていることかと存じます。 地球の裏側に位置するブラジルでの今大会。日本代表が負けてしまったからもういいやではなく、せっかくなのでこの機会に南米の文化をもう少し学んでみては如何だろうか。 というわけで、今回の野次馬ライトスタンドは、いろんなものを振り切って、東京は神楽坂にある全国でも非常に珍しい、ブラジル・アルゼンチン等の南米音楽専門レコード店を営む伊藤亮介さんに南米音楽の魅力とおススメのアーティストを紹介していただくことにした。 ブラジル・アルゼンチンの音楽といえば、サンバ・ボサノ

    ベイ戦士よ、ブラジル音楽を聴け!東京の裏路地から愛を込めて。(村瀬秀信)
  • 中学2年、川崎がイチローを知った日。「大体おかしいじゃん、カタカナだし」(川崎宗則)

    川崎宗則が昨年の7月11日にヒーローインタビューで発した「See you tomorrow」という言葉は、あまりにキュートだと世界中にファンを生んだ。 「メジャーで最も愛される日人選手」こと、川崎宗則選手。 苦労は表に出さず、苦しい時こそ前にでる。 そんな、野球小僧の人生論がになりました。 3月26日発売の『逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法』より、 Number Webでは特別に、イチロー選手との出会いの項を公開します。 小学生から中学2年まで、おれは右バッターだった。 右利きだったし、右で打つのが当たり前だと思ってたからね。小学生のときは、ランニングホームランも打ったし、ヒットもけっこう打ててたと思う。 それが中学に入ったら、先輩たちより打球が遠くへ飛ばないことに気づいた。みんな体が大きいのに、おれは細くて、背もそんなに高くなかったから。中学1年のときは、バットが重くて、振れ

    中学2年、川崎がイチローを知った日。「大体おかしいじゃん、カタカナだし」(川崎宗則)
  • モウリーニョの第2期は一味違う!チェルシーの攻撃志向に膨らむ期待。(山中忍)

    タイ・バンコクでのアジアツアー中の練習で指示を出すモウリーニョ。7月のアジアツアーではタイ、マレーシア、インドネシアの3カ国で試合を行なった。 ジョゼ・モウリーニョは、「ハッピー・ワン」と名乗り、「大人になった」と言ってチェルシーに戻ってきた。しかしながら、堅守を信条とする名将が、攻撃的サッカーを要求するオーナーに対し、どこまで譲歩できるのかは疑問だった。そもそも、6年前の別れは、勝利を最優先する指揮官と、スタイルにこだわるオーナーとの確執が原因だったのだ。 だが、7月初旬に始まったプレシーズンの様子を見る限り、チェルシーと復縁したモウリーニョは、譲歩どころか、自ら率先して攻撃的なチームを作ろうとしている。遠征先での戦いぶりには、「躍動感」という言葉が相応しい。 新たなスタイルを予感させる一例を挙げれば、8月4日、アメリカでのACミラン戦(2-0)で、ビルドアップに絡んだエデン・アザールが

    モウリーニョの第2期は一味違う!チェルシーの攻撃志向に膨らむ期待。(山中忍)
  • <快進撃ポルトを率いる> ビラスボアス 「4冠制覇の33歳はモウ+ペップのハイブリッド型」(豊福晋)

    モウリーニョの下で研鑽を積んだ青年監督が、 瞬く間に古豪を躍進させ、欧州中に衝撃を与えた。 “次世代の象徴”と評される若き指揮官の実像とは。 欧州大陸の西の端に、いまサッカー界で最も注目される若き指揮官がいる。 アンドレ・ビラスボアスは、わずか1年前まではあまり知られた存在ではなかった。 かつての名選手だったわけでも、輝かしい監督歴があるわけでもない。クラブの監督に就任したのも、2年前のポルトガルリーグ、アカデミカが初めてのこと。昨夏、この青年が強豪ポルトの監督に就任したときには、国内でも驚きの声があがったほどだ。 しかしそれから1年が経ち、もはや世界のサッカー界にその名を知らぬ者はいない。 ポルトをリーグ優勝に導き、ヨーロッパリーグも制覇。1年目で4タイトルを手にした彼の元には、欧州中のビッグクラブから次々とオファーが寄せられている。 台頭しつつある新世代監督の象徴でもあるビラスボアス。

    <快進撃ポルトを率いる> ビラスボアス 「4冠制覇の33歳はモウ+ペップのハイブリッド型」(豊福晋)
  • <鉄人に訊け> 伊東輝悦さん、長く続ける秘訣は何ですか? ~新天地・甲府でJ出場試合記録更新中~(吉崎エイジーニョ)

    Number778号「カズに学べ。~明るく生き抜くベテランの思考法~」では、 ベテランギャラリーとして、伊東輝悦、福田健二、明神智和、松田直樹の4人のベテランに気になる疑問をぶつけました。 Number Webではその中から、プロ入り以来18年間所属した清水を離れ、新たに甲府でのプレーを選択した伊東輝悦選手へのインタビュー記事を特別に全文公開します。 昨季限りで、18年間プレーした清水エスパルスを戦力外になった。18歳から36歳までの間で重ねた出場試合数は483。Jリーグ歴代トップの大記録だ。「エスパルスの伊東」として引退の花道を飾る選択肢を考えてもおかしくはなかったはずだ。 代表チームでも確かな足跡を印した。U-23代表として臨んだ'96年アトランタオリンピックでは、グループリーグ・ブラジル戦で決勝ゴールを記録。「マイアミの奇跡」の立役者になった。'98年フランスワールドカップでは最終エ

    <鉄人に訊け> 伊東輝悦さん、長く続ける秘訣は何ですか? ~新天地・甲府でJ出場試合記録更新中~(吉崎エイジーニョ)
  • <有名人から読者まで> 教えてカズ先生 ~44歳のキングに44の質問~ <1限目>(三浦知良)

    ときに称賛され、ときに批判され、44年の人生で酸いも甘いも 噛み分けてきた男、キング・カズ。そんな人生の先輩に、 どうしても聞きたいことを著名人と読者の方々から大募集しました。 サッカーを始め、事、ファッション、女性観から私生活のことまで ――多岐にわたる44の質問に“カズ先生”が真摯に答えてくれました。 Q&Aは現在発売中のNumber778号に掲載。Number Webでも、 カズの背番号と同じ11個ずつのQ&Aを4回にわけて転載していきます。 Q.1 一晩で使った金額は最高いくらですか? (遠藤保仁・ガンバ大阪MF) 300万ぐらいです。30歳になるちょっと前ぐらいかな。そのころってまずカラオケに行って、ディスコに行って、カラオケに戻るんだけど、最初は3人ぐらいだったのが、最後には50人ぐらいになっている。ひとり2万としてもそれだけで100万円。そうやってお金がなくなっていったよね

    <有名人から読者まで> 教えてカズ先生 ~44歳のキングに44の質問~ <1限目>(三浦知良)
    yumi_nanaya
    yumi_nanaya 2011/05/22
    カズさんマジキング
  • Jリーグであえて「格差」を楽しむ。~ピッチ外の社会的テーマに注目~(1/2) [Jリーグ観察記] - Jリーグコラム - Number Web - ナンバー

    Jリーグであえて「格差」を楽しむ。 ~ピッチ外の社会的テーマに注目~ 木崎伸也 = 文 text by Shinya Kizaki photograph by Shigeki Yamamoto いよいよ南アフリカW杯が4カ月後に迫り、今季のJリーグはいつも以上に注目を集めることになりそうだ。 とはいえ、「誰がメンバーに選ばれるか」とか、「誰が秘密兵器になるか」というW杯の話題ばかりになってしまうのはもったいない。こういうときこそ、普段Jリーグに触れる機会が少ない人に魅力を伝えるチャンスでもあるだろう。 今回は筆者の独断と偏見で、「Jリーグの楽しみ方」を2つ紹介しよう。貧する者が富める者を倒す痛快劇がJリーグには存在する。 ひとつ目は、「格差を楽しむ」だ。 Jリーグが発表する各クラブの営業収入を見ると、それぞれの経営規模にはかなりの“格差”があることがわかる。2008年度の公開

  • 長友佑都が特殊な走法を身に付け、 「戦えるサイドバック」に変身![日本代表、2010年への旅] - サッカー日本代表コラム - Number Web - ナンバー

    二宮寿朗 = 文 text by Toshio Ninomiya photograph by Takuya Sugiyama 当たりにもマケズ、走りにもマケズ――。 先のオランダ遠征において最も評価を上げた選手は誰か、と聞かれれば、迷うことなく左サイドバックの長友佑都を挙げたい。世界と比べると日人プレーヤーが見劣りするフィジカルの部分で、オランダとガーナを相手に彼はよく張り合っていた。フィジカルで渡り合った長友がイエローカードを引き出した。 特筆すべきは、時間をかけずにトップスピードに入り、プレーが出来ていた点。ファンペルシーやロッベン、あるいはガーナのムンタリの仕掛けについていく守備の面で発揮されただけでなく、その能力は攻撃面でも十分に活かされた。 オランダ戦で言えば、前半36分のプレー。長友は味方がカットしたのを確認すると、低い位置からトップスピードで駆け上がって左サイ

  • 久々に現れた守備の逸材、 FC東京の米本拓司。[SCORE CARD] - Jリーグコラム - Number Web - ナンバー

    オシム語録を引用すれば、「水を運ぶ人」ということになるのだろう。最近、特に若い世代を見ていて、守備に才を発揮するボランチの選手が、あまり見られなくなったように思う。かつては、服部年宏、戸田和幸、明神智和、今野泰幸など、その手の選手が比較的コンスタントに登場してきたものだ。 ところが、近ごろでは「自分の仕事はバランスを取ること」などともっともらしい理由をつけ、ただ真ん中に立っているだけの気が利かないボランチが増えた。しかも、それを指導者やマスコミが「バランサー」などと持ち上げてしまうから、なおたちが悪い。確かに、これなら大ケガもしないが、手当もできない。若き守備職人の武器は高速アプローチ。 今年のJ1では開幕当初から、原口元気、山田直輝、大迫勇也ら、10代ルーキーの活躍が目立つ。朗報には違いないが、それが攻撃的なポジションに偏っていることには歪みも感じていた。 このままで大丈夫だろう

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