ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~ フェラン・ソリアーノ (著), グリーン裕美 (翻訳) このオフに読んだサッカー本の中では、一番読み応えがあった本。 今でこそ世界最強と呼ばれるバルセロナだが、 ほんの10年前にはタイトルからも遠ざかり 借金まみれの経営という暗黒時代があった。 そこから財政面で如何に立て直したかを、 当時の経営メンバーが分析し解説している。 なのでサッカー本として読むこともできるし、 ビジネス本としても読むこともできる。 三省堂御茶ノ水本店ではサッカーコーナーに積まれていたが、 銀座の教文館ではビジネス書のコーナーに平積みになっていた。 クラブのマーケッティングやブランディングに関して、このような記述があった。 「ビッククラブ(注:ここではバルセロナやレアルマドリッド、マンチェスターユナイテッドや リバプールなどを指している)が存在しない