「あっ、飛行船。すごく大きいね。1回乗ってみたい」 「そういえば、愛知万博のときも飛んでたよね」 多くの人でにぎわう東京・渋谷。若いカップルが上空を見上げ、空のかなたに消えていくまで見守る。飛行船が広告媒体として持つ可能性の大きさを物語っていた。巨大都市では空までもが広告換算できる。 ≪豪華クルーズ人気≫ 日本飛行船(東京都中央区)が所有する飛行船「ツェッペリンNT号」は、昨年11月23日から1月5日までの予定で遊覧飛行を行っている。埼玉県桶川市の飛行場を飛び立ち、新宿、六本木など、都心上空を90分かけて巡る、“空の豪華客船クルーズ”。12万6000円からの料金に対し、期間中の800坐席は、受け付け開始から4日で完売した。 日本飛行船は、2002年設立。愛知万博(愛・地球博)のPRや企業の宣伝で飛んだことはあるが、遊覧飛行は初めて。渡邊裕之社長は、「売れ行きは全く予想がつかなかったが、良い
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