ヤフーは4月3日、ソフトバンク、米Clariaと共同でインターネット広告事業の新会社を設立すると発表した。ユーザーのネット上の行動をもとにパーソナライズしたコンテンツ・広告を提供するサービスを展開していく。 新会社は月内に設立する。資本金は2500万円。ヤフーが40%、Clariaとソフトバンクが30%ずつ出資する。 ヤフーによると、新会社は3社の技術とノウハウを集め、行動解析をもとにしてパーソナライズしたコンテンツと広告を提供するシステムの開発とサービス提供を行う。 同時にClariaは、SOFTBANK AmericaやカナダRogers Communicationsらから総額4000万ドルの資金を調達すると発表した。 Clariaは2003年に当時のGatorが社名を変更した会社。旧Gatorは、Webサイト上の広告を覆い隠すポップアップ広告を表示する「乗っ取り広告」などの手法で物議