鳥の目、虫の目、女の目で社会を通覧(もののついでに猫の目も)大阪府教委より府立高校の学校徴収金関係書類の公開を受けた。第4学区(旧8学区)に限定しても、領収書を含む関係書類すべてを見ようとすれば紙数にして12万枚~15万枚(段ボール箱にしておよそ70箱)あるという。何年かかるか分からないので、出納簿と通帳だけ見ることにした。 それでも1校ごとに紙袋に入れられた文書がごらんの通り。ゾッとしてばかりもいられないので片っ端から見る。はじめに「学校徴収金及び団体徴収金等の会計処理基準」を入手、おおまかに徴収金の取扱いについて府教委財務課より説明を受ける。どこでも基本は同じ。義務教育課程でなくても保護者負担の軽減に努めることと、生徒に直接還元される物品の購入目的で徴収される点は同じ。 4時間かけようやく10校余りを見た。中に手書きで見にくい帳簿はあるものの、預金通帳と対応させていくと収支の矛盾は見つ