なにも考えずに次の2つの記事をみて、どう思われますか? 適正と考えられている 6-8 時間よりも短い、6時間未満の睡眠しか撮っていない人は、早く亡くなる可能性が 12% 高いというFuturity の記事。 毎日3〜4時間残業をしている人は、していない人にくらべて 60% も心臓などの循環器系の疾患になりやすいというBBC の記事。 こうした統計的な研究は多いのですが、困ったことに因果関係を証明することができないという弱点があります。長い残業時間がどういうからくりで心臓疾患につながっているかは自明ではありません。ただ、「そういう傾向がある」としかいいようがないのです。 しかし証明を待たずとも、どうも**「バランスのとれた24時間の使い方」が長期的に見てメリットがありそうだ**という気にはなるのではないでしょうか。そうした見地にたって次のような話題にふれると、私はもう思わず叫びだしそうになり
皆さんの中にも、その昔ベッコアメにお世話になった人たちはたくさんいるだろう。日本の個人向けインターネット接続サービスの元祖、ベッコアメ。その設立者であり、現在、ダンボネット・システムズを経営している尾崎憲一さんの仕事術とは──。 「インターネットは楽しい」。その思いで、個人向けインターネット接続サービス国内第1号となる「ベッコアメ・インターネット」を作り上げた尾崎憲一さん。当時、法人向けのインターネット接続サービスはいくつかあったが、値段が高く、個人ではとても手が出ない時代だった。「個人でインターネットをやる時代が来る」と信じ、個人接続サービスをやってほしいと大手に申し込んだが笑い飛ばされた。「日本ではありえない」といわれたのが、約13年前、1994年のことだ。ほとんど使命感のみで作り上げたベッコアメは、瞬く間に個人ユーザーの間に広まっていった。 そんな日本のインターネットユーザーの父的存
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