昨年リリースされた2007 Microsoft Office system(以下、Office 2007)のサーバー側の中核ソフトといえるMicrosoft Office SharePoint Server 2007(以下、MOSS 2007)の導入が、日本国内の企業においても積極的に行われ始めている。 「MOSS 2007は、旧製品となるSharePoint Portal Server 2003と比べると、数倍の売れ行きを見せています」(MOSS 2007担当のマイクロソフト株式会社インフォメーションワーカービジネス本部IWソリューションマーケティンググループ エグゼクティブプロダクトマネージャの昇塚淑子氏) 実際、調査会社IDC Japanの国内コラボレーティブアプリケーション市場調査によれば、「2006年の国内コラボレーティブアプリケーション市場規模は、前年比12.9%増の525億円